カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

『ローマ人の物語』

枝野幸男議員が『ローマ人の物語』を読んで面白かったと、たしか講演で以前話していたので、読む。現在文庫版の19巻目。
17・18巻の主役、2代皇帝ティベリウスに感情移入する。色んな意味で。ちょっとだけ雍正帝を連想した。全然違うけど。
8巻から13巻の主役がユリウス・カエサルなのだが、こういう人物を欧米人はロールモデル(御手本)にしているんだなあ、と、感じ入る。中国史や日本史には類型のいない人物だ。
カエサルの一世代前のスッラなら中国史にも登場しそうだが。信じられないほどの大英雄として。スッラが主役な6巻をなぜか何回も紛失している。
5巻までの戦史、ローマ軍がひたすら補給線確保しているのが印象的。戦争とは補給である、というのがローマ軍の強さらしい。この発想が第二次大戦での日米の明暗に繋がる。
以上、メモ。
枝野議員の名前を書いてしまった連想で以下書く。政治には図々しさとしつこさ、分かっていると思うことでも改めて確認する作業と、それに相手を付き合わせる図太さが必要。私にはそれが足りない。

ローマ人の物語 (1) ― ローマは一日にして成らず(上) (新潮文庫)

ローマ人の物語 (1) ― ローマは一日にして成らず(上) (新潮文庫)

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