カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

日本の政党助成金は、ドイツの倍、フランスの3倍、イギリスの66倍

http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20120117/1326807155 http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20120118/1326887741の続き。
村野瀬玲奈さんhttp://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-3135.html http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-1370.htmlのところで知ったんですけど、

http://unitingforpeace.seesaa.net/article/125986595.html
その政党助成金の額ですが、日本は世界的にみてトップレベルです。

日本     317億円
ドイツ    1億3300万ユーロ(約182億2000万円)
フランス   約7323万ユーロ(約100億3300万円)
スウェーデン 1億4015万クローナ(約21億200万円)
カナダ    21,993,217.75カナダドル(約19.2億円)
デンマーク  81,457,708.7クローネ(約14億6800万円)
イギリス   200万ポンド(約4億800万円)

イギリスについては2002年度の、スウェーデンデンマークについては2003年度の、日本・ドイツ・フランス・カナダについては2004年度の総額。

[典拠]
「2000年政党、選挙及び国民投票法」の制定とイギリスにおける政党助成制度
http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/refer/200408_643/064304.pdf
デンマークの政党助成制度
http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/refer/200403_638/063805.pdf
2003年カナダ選挙法の改正と政党助成制度の導入
http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/legis/224/022404.pdf

世界的に少なすぎる議員数を削減し、世界的に高すぎる政党助成金を増額する。1900年代初頭の政治改革詐欺から2000年代後半の行政改革詐欺へ。

そうかなるほど、政党助成金と人口比あたりの議員数との議論をからめたくなるよなあ。
日本の政党助成金は、ドイツの174%(およそ倍)、フランスの315%(およそ3倍)、イギリスの660  6600%(66倍)
人口比に対する日本の国会議員数は、ドイツの70%、フランスの38%、イギリスの25%。
政党助成金をドイツ並みくらいに減らして、国会議員数をドイツ並みくらいに増やすのが、順当だと思うわなあ。こういう情報を知っていると。
「身を削れとは、政党助成金を削れということだ」というのが理屈として確かに順当だが、そういう言説がマスコミに全然流れないあたりが情報操作というものなんだろうなあ。
マスコミが言うきっかけとなると信じて、私もここに書いておく。「『身を削れ』とは、ドイツの倍額の政党助成金を削れということだ」
http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20120120/1327056287へ続く。

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