カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

ドアが閉まっていることを嫌い、蓋を嫌う

http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20120208/1328704035の続き。
さっき老母が帰宅した。私は1階奥の新夫婦用の居間でネットをしていた。
しばらくして、部屋が猛烈に寒くなった。
老母が2階の寝室に向かう際、わざわざ、玄関以外の全てのドアを開け放していったからだ。
老母は室内ドアや襖が閉まっていることを嫌う。
河口湖は寒冷地だ。1階は私がいるところしか暖房がかけていない。室内ドアを全て閉めておけば私がいるところだけ暖房をかければ十分だ。1階の室内ドアや襖を全て開けておくと、外気並みに下がっている店の冷たい空気が部屋に侵入し、物凄く寒い。おまけに2階の窓は一か所猫の出入口用に開けてあり(格子で人間は侵入できない)、その窓からは冷たい外気が直接に入る。階段廊下への室内ドアを閉めておけば耐えられるが、そこを開放されると物凄く寒い。
冬の朝、物凄く寒い時でも、老母はわざわざ玄関以外の全てのドア・襖を開ける。老母以外の全ての人間が寒くて耐えられないと抗議しても。
夏の朝は玄関も含め全てのドアを開放する。河口湖の夏の朝は、東京の冬の最高気温程度には寒いにも関わらず。
老母は「蓋」も物凄く嫌っていて、蓋があり密閉できるものを嫌う。料理鍋の蓋を嫌うので、ウチの台所には調理用の蓋がない。(唯一土鍋だけは蓋が残っている。5年くらい前から土鍋を使うと料理が便利だと老母が何かで教わったため)
密閉ジッパーのついている食品袋とか洗剤袋は、必ず密閉ジッパーの下を鋏で切り取り、密閉ジッパーが用を足さなくなる。
老母はおそらく軽度の閉所恐怖症なのだろうと思う。
老母の所作一つ一つの積み重ねが、一緒に生活していると辛い。

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画像は http://twitpic.com/8hladh から