カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

嫁を娶らば

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昔、老母が私に言った。
1;嫁を貰うなら、なるべく貧乏な家から貰え。いい家だと生意気で働かない。
2;嫁を貰うなら、なるべく学歴のない嫁を貰え。下手に学歴があると生意気になる。
かあちゃん、どう聞いても、基準がおかしいよ。
という話を嫁にする。
「怖い。それはつまりこの家から逃げることのできない人を嫁に貰いたいということ?」

2

私は小学生の頃、当時はまだ若かった老母に「僕のお嫁さんをいじめないでね」と言ったことがあるそうだが、そんなことは老母は完全に忘れているが、老父の姉が覚えていてくれた。その懸念は今も続いている。老母は愛情薄く育ったので、家族から愛情を搾取しようとしたがり、穏やかに愛情を分かち合うということが決してできない。

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書いて気付いたが、老母の選択基準は老母に似た人間を、という希望だったんだな。老母はエキセントリックな人間だが、幼少期に抱えた不安が解消できないことと、貧乏で学歴がなかったことへの劣等感が性格の偏りの駆動力になっているんだろうな。しかしながらそんな偏った性格の人間と四六時中一緒にいるのは本当に耐えがたい。私は老母のママじゃない。

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