20進法の合理性
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マヤ文明は天文学と数学がバカみたいに発展していた。その発展はマヤ文明が20進法だったことに関係すると思う。
両手両足の指を全部カウントすると、20だ。だから20を一セットとする20進法という発想が生まれる。
両手両足の指をカウントして20だから、5本の指由来の5進法、両手両足をカウントしての4進法が内包される。
よって、20進法では、4、5、20が「キリの良い数(聖数)」となる。
一年は365日だ。10進法だと切りの悪い半端な数だ。
20進法だと、20(聖数)×18+5(聖数)という、何かを示唆しているようなキリが良いような微妙な数字だ。ていうかわりとキリが良い。
実際には1年は365日と4分の1だから、4(聖数)年ごとに閏年があり、一日を加算する。キリが良い。
このキリの良さに20進法の民族は感動を覚え、それが天文学の異常な発展につながったと俺は思う。
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ちょうど http://www.kinoblo.com/entry/huransu.suuzi という記事でフランスの数の数え方がおかしいみたいなのがホットエントリになっていたけど、ブコメに古代ガリア民族の20進法由来なのではという記述があった。
20進法は10進法より上記のとおり少なくとも天文学的には有利だと思われる。その派生形としての数学でも有利な点が色々あろうかと思う。フランスには偉大な数学者がわりと多いようだが、20進法が関係しているのかもしれないね。