8月20日頃は疲労のピーク
昨年の日記を見ると、8月20日くらいが疲労のピークだ。今年はセルシンを飲んでいるから、昼の間起きていられない程の疲労はないな、と開店時に思った。それでも疲労が消化器系に来ているのを感じる。
午前中、昨夜の最上質客たちがチェックアウトする前に、老母からあまりにバカなこと言われたので、精神的にやばくなった。客観的には連日ほぼ満室が続いていて男子バイトも今日は午前中不在でスタッフが足りないのに、老母の主観では、今日は暇なので主力労働者である我が嫁を老母の趣味の新興宗教のくっだらない催しに連れ出したい、と老母が要求した。スタッフが足りないから困る、ダメだ、と断った。
老母の主観では嫁が行きたがっていることになっていた。実際には嫁は行きたくないし、行けるほど今日は暇ではない、と言っていた。老母は呼吸するように主客を入れ替える。
老母が嫁の代わりに店で働くから構わないだろうともぬかした。ありえない。
俺は疲労しているから老母の声を聴くのも姿を見るのも嫌悪感が走る。それ以前に我が老母は、してもらっては困ることは全力で行い、してもらわなくてはならないことは絶対にしない。
しつこく絡むので、自分が激昂しそうになるのを感じたが、昨夜の最上質客たちの前で激昂して最上質客に悪印象を与えたらここ数年積み重ねてきた努力が水の泡だ。「離れ」へ急ぎ行き、急遽セルシンを2つ飲んだ。
セルシンを飲んでどうにか激昂を抑えることができた。老母へ伝えた。どうしても嫁を連れていきたいのなら、嫁が行きたいというのなら構わない。だが老母に店にいてもらっては困る。と伝えた。老母と俺が一緒にいたら必ず喧嘩になる、今からチェックアウトする客は「大事な客」だから、今日は俺に話しかけるな、とも老母に伝えた。
「大事な客って、お前の友達か?」と老母は返した。老母には客層のターゲティングという接客業宿泊業の基本が判らない。死ぬまで。死んでも。死ね。とにかく今日は俺に話しかけるな、それから店にいるな、と伝えた。
老母とは話は全く通じないし心は永遠に通じ合わないが、嫁を連れ出すのはダメらしいということと、老母が不在でいるほうが望ましいということはどうにか老母は受け入れて、老母は畑へ農作業に行った。ところで老母の農作業は無計画で雑で物凄く下手だ。
午後、チェックイン客の接客を俺がしている最中にまた老母が絡んできた。老母の農作業が一人ではやりきれないから店の主力スタッフなおばさまを一人農作業につれていくから許可しろ、という内容だ。
俺は接客中だ。接客中に私用で話しかけるな、馬鹿か。お前は接客商売したことがないのか。早く死ね。
接客中に話しかけるのだけはやめてくれと数日前俺と嫁でお願いしたばかりだった。老母は数日前「そうだな」と笑って答えていた。
チェックイン客への説明など最長10分程度だ。我が老母は狂人だからその10分を待てないし、なぜ自分が待たなくてはならないのか理解しない。同じことをされたら当人は激昂していたくせに。
主力スタッフのおばさまを老母の趣味で失えるほどは今日は暇ではない。なぜ俺はこんな狂人が肉親なのか。なぜこんな狂人と自営業をしているのか。
接客中なので反論できず、セルシンの効果があったから激昂はしないですんだが、どうにか「俺に話しかけないでください」とだけ答えた。
チェックイン客は違和感を覚えただろうが、これはもうどうしようもない。
チェックイン客への説明を続けた。説明している間、悔しさのあまり、涙声になり、客の前で大声出して泣きだしたくなった。
夜間、嫁と娘が「離れ」に帰った後、「店舗」で一人で事務作業をしようとした。事務作業が全然できない。作業がミスだらけで全く進まない。自分の感情を観察した。セルシンを余計に飲んでいるから、激昂はしない。だが事務作業がミスだらけになる程度にはつらい。自己憐憫に浸る程度には悲しくてやるせない。
この感情は、中学時代から大学時代までの『夏休み』期間にいつも感じていた感情だ。セルシンを余計に飲んでいても。そういえば高校大学の『夏休み』は我が家業で酷使され、毎晩布団につくたび涙流していたのを思い出した。あまりに過酷な環境にいると、脳はなぜ自分が涙を流しているのかすら理解できない。つらくて涙流していたのだな。当時もつらいとは思っていたが、つらさのレベルが当時俺が思っていたより本当は酷かったのだな。
我が老母は幼稚で独善で人でなしだ。経営者は共感能力がなく同情心がない人でなしのほうが少なくとも短期的には巧く行くことがある。我が老母はブラック企業経営者の類型だ。
8月16日時点での近況
http://kamayan.hatenablog.com/entry/2017/08/06/223136
http://kamayan.hatenablog.com/entry/2017/08/06/223206
近況2事業の広告作業関係、バイト関係 - カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記
近況1東武動物公園とか地元イベントとか - カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記
の続き。
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7月後半にメンタルヘルスの薬として処方してもらったセルシンを飲むにあたり、アルコールを同時に摂取するのは危険であるから禁止となり、それまで毎晩憂さを晴らすため1リットルから1.5リットル呑み続けていたビールや焼酎を一切飲まなくなった。もともと俺はアルコールがさほど好きではない。さほど好きではないのにあの量毎晩呑み続けていたのだからアル中同然だった。今まで小遣い(実質的給料)の半分が酒代に消えていたがそれがなくなった。
深夜にバカ騒ぎする客が根絶された安心感と、バカ騒ぎする客について他の客からのクレーム対応をする心配がほぼなくなった安心感から、最繁忙期でも過剰に早起きする必要もない。
セルシンが効いて、朝7時まで熟眠できる。早朝4時に目が覚めて二度寝できない、ということはなくなった。
最繁忙期だからそれなりに疲労しているが、まるっきり許容範囲。普通の宿泊業のしんどさ。普通の社会人の仕事のしんどさ。
現在の疲労度を10とすると、田舎に帰ってきた初年度の夏の疲労度と辛さは100、大学一年生の時酷使された夏休みの疲労度と辛さは200くらい。人間に堪えられる限界を超えていた。そりゃまあ当時の俺が、人生に生きる価値はないし未来に希望はないと固く信じたのは当然だ。
俺の人生は失敗だから人生の終わりが早く来ればいいのにと思うことも少なくなり、悔しい悔しいと呟くことも少なくなった。
老母のヒステリーや老母の度し難い愚行にも、俺のトラウマが過剰喚起されて激情することもなくなった。
だからまあ普通にしんどいが、普通だ。老母の理不尽の酷さも嫁と「理不尽だよね」と苦しみが分かち合えるから、辛さはずっと少ない。
昨年ほど稼げてはいないが、昨年比で5%から10%程度稼ぎが落ちても、別に借金があるわけでもないし、「まあ、こんなもんでいいよね」と嫁と話している。
2
嫁が言うに、今年の客質は昨年より柄が悪いそうだ。昨年の客質が良すぎたのだろう。今の我が家業の施設的限界はこの程度の客層に合致しているのだろう。
施設の改善の余地はたくさんあるが、大規模に改善しようとすると、資金的には問題ないが、老母が手を付けられないほどのヒステリーを起こすこと確実なので、老母が存命な間はあまり大規模にできない。
施設改善の余地は、絵で言うとデッサンが狂っていてパースが狂っている状態から改善しようとするようなもので、築20年程度は持たせないと費用対効果的に意味がないので、大規模に改善することはできない。現施設をデザインした設計士は間違いなく一流だったが、施主である我が老母がパーだったので施設は欠点が多い。その設計士が引退したので次の設計士を探して付き合っているのだが、彼は二流だ。どうしたものか。
3
今年は最繁忙期のお盆期間は俺より嫁が疲労した。
一番頼りになるスタッフのおばさまが新盆で不在。
俺はお盆の期間、観光協会長の仕事で、盆踊りのやぐらを立てる奉仕活動やそれを解体する奉仕活動や地元観光イベント列席義務やらで、嫁一人で最繁忙期を切り回さないとならない時間が多かった。
最繁忙期を一人だけで切り回すのは、それだけでもつらいが、一番つらいその瞬間にバカな姑である我が老母がわざわざ事態をこじらせるのがなおさら辛く、そして困難を孤独に解決し続けるその英雄的姿を誰一人見ておらずだれも共感してくれないのが辛い。その辛さは判る。俺はずっと辛かった。
8月最終日2日は毎年予約数が少ないことが昨年時点で判ったので、今年は8月30日と31日は嫁と娘と小旅行に行く予定にしている。
自作オカルト史観3
自作オカルト史観(未来予測)つーのを作っている。俺の悪趣味の一つ。
http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20120127/1327673464
http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20121218/1355837916
阪神大震災と関東大震災を起点にして、その後の社会推移を単純比較し、さらにペリー来航を起点とした後の社会推移も単純比較してたんだけど今回は平成と昭和だけ単純比較してみる。
この単純比較(オカルト史観)でカウントすると、
1
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近況2事業の広告作業関係、バイト関係
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7月時点で、我が宿泊業の8月の予約の埋まりが悪い、と感じた。昨年よりはだいぶ悪い。昨年は良すぎたが。
理由の一つは下手にグーグルマイビジネスを弄ったことだろうと思う。
自力でリスティングもしていたが、情緒不安定な頃だったのとグーグルマイビジネスについての疑念がまとわりつくので、リスティングの業者に任せることにした。
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昨年は偶然、6月ごろからのリスティング広告関係がうまくいっていた。
来年度は意識的に6月7月にリスティング広告をかけることとする。来年度への申し送り。
あと、広告費はケチらない。これも来年度への申し送り。
3
男子バイトの求人を7月初めにかけたが、全然応募が来ない。
幸い、ぎりぎりになって村の高校生が応募してくれた。数日働いてもらっているが、まじめで助かる。
4
時給相場が上がっているので、今更ながら、長年働いてくださっているおばさまの時給を少し上げた。
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そのおばさまが新盆なので、今年はお盆期間に来れない。掃除専門スタッフのおばさまに手伝ってくれる人を探してくれるようお願いかけている。うまく行きますように。
近況1東武動物公園とか地元イベントとか
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6月、東武動物公園の「けものフレンズ」コラボが終わる前に、休日を作って嫁と娘と行った。
前日は大宮ソニックシティ併設の「パレスホテル大宮」へ泊った。枝野幸男さんのミーティングではソニックシティによく行ったが、泊まったのは初めてだ。
夕食はソニックシティ近くのお洒落居酒屋で。旨かったが、好い気になってきつい焼酎を飲んだら腹を下した。
東武動物公園へ行った日は、空梅雨なのにこの日だけ大雨で、客が少なかった。東武動物公園は広いので、4歳の娘は移動体力が持たず、途中からは俺一人でフレンズパネルを見てまわった。
観覧車にも乗ったが、その前日くらいにパネルが移動してあってサーバルパネルは見れなかった。
やまだおにいさんは見た。
2
6月7月は河口湖では「ハーブフェスティバル」というのがあり、会場は2か所あるのだが、今年から俺の住む地方がメイン会場になった。1月ごろから町職員と会合を重ねた。
バスは予想ほどは来なかったが、来場者数は2会場合わせて1.5倍、俺の住む地方の会場では倍になったようだ。出展者の売り上げもよかったようだ。
イベント中全然俺が会場に顔を出さなかったのは良くないとか最後の打ち上げの時先輩に言われたが、そんなの開催中か開催前に言え。
ロビイ関係で、方法論的に覚えていることのメモ
id:banzaicさんが、奈良の地方政治への統一協会による汚染http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20170721を危惧して、ロビイを検討されていらっしゃるようなので、どの程度役に立つかどうかわからないが、役に立つかもしれないメモを以下記す。
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「何がどう問題なのか」は、A4用紙1枚くらいの分量にまとめる。
ざっと俺なりに構成を記すと
1-1;奈良県の地方政治に統一協会が入り込もう・影響を与えようとしているのを危惧する。という見出し。
1-2;具体的にこういう人がこういうことをしている。という事実報告。
1-3;統一協会はどういう害悪を過去になしたか、できるだけ客観的に記す。
1-4;このまま放置したらどうなることが予想危惧されるかそれなりに詳細に記す。
1-5;「こういう人」についての詳細情報と、「こういうこと」についての詳細情報。
これはweb(ブログ)にも記し、奈良の関連の人へツイッターでもフェイスブックでもメールでも送る。
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ロビイ(対政治家説明)では「リアルな対面」は大切だ。
粗く言うと、意見している人物がどういう人物か、信用に値するかどうか、ロビイされる相手方もこちらを値踏みする。狂人でなく最低限の社会人的マナーを持っていればここはクリアできる。
逆に言うと、「社会人的マナーを持たない狂人寸前な人」や「自意識ばかり異様に肥大した狂人寸前な人」が政治家にくだを巻くケースはけっこうあるので、そういう狂人ではありませんよ、ということを示せれば合格だ。
政治家(市議会議員とか)相手だったら、相手のブログとか目を通したうえで、「この人なら話通じるかな?」と感じた人から面会予約を取り付けて、上記A4用紙1枚分について当日説明するのが望ましい。
面談して「わりとこの人とはウマが合いそうだ」と感じたら、その人から「誰にロビイしたらいいか」などの作戦案を聞くのは上策だ。
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ロビイは一人だけで行なっていると疲弊して心が折れる。政治家の相棒がいればできることは何倍にも広がる。作戦案を聞くだけでも一人で考えているよりずっと望ましい。
政治家に限らず「心が折れないための仲間」が一人二人いると、継続できる。
ロビイは図太い方が巧くいく。あまり繊細になりすぎないで、てきとうに図太いふりをできると望ましい。
どのみち野良ロビイは「趣味」の範囲だ。嫌気が差したらその時点で終了する、と初めから決めてかかった方が良い。
政治家と酒を酌み交わせるくらいの関係になるとそれはそれで別世界が広がって面白くなる。