カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

「晒し」行為にエールを送る

http://d.hatena.ne.jp/axgx/20050420#p2
オリは政治的な振舞いというヤツには一切興味が無いので民主だろうが社民だろうがウザい議員は容赦せず晒してやるザマス。

その意気や由。
みながみな政治的配慮するなんてのは気色悪い。ろくなことにならない。
心意気にエールを送る。
[05/04/20]13:58 今にして思い返したけど、ひょっとしたら「政治的配慮してちょ」メールしたのは、自分だったかも…

「森ゲーム理論」評にエールを送る。

http://blog.drecom.jp/scheisse/archive/91
人づてに聞いた事を挙げ連ね、匿名で批判記事を書くチキンブログにはなりたくねぇ!
これからも「アメ研」を信用して頂けるよう、きちんと森ゲーム脳理論を自分の目で確かめた最終報告を書いて、ケジメとしよう。
そう思った俺は…
森教授にコンタクトを取り、俺が知る限りは「森ゲーム脳理論」に関する唯一の論文である、
Akio Mori et al. “The relationship between computer game playing and electrocephalographic activity of the prefrontal (コンピューターゲームと、前頭前野における脳波活動の関連)” Health and Behavior Sciences,2003.6
を入手しました。
なんと送料向こう持ちで郵送してくれました。謝謝。
なにぶん世界中に蔵書している図書館が1つも無いので、直接取り寄せる以外に手がなかったのです。
実名でこんな激レア論文を取り寄せてしまった上は、多分この記事が森研究室関係者に発見された場合、俺の実名所属が明らかになってしまうだろうが、身元バレるのが恐くてブログが書けるか。

この心意気も由。

http://blog.drecom.jp/scheisse/archive/91
壮絶なまでに主張の実証を要求する科学界においては、“「ある研究」、「ある主張」は「論文」にされて初めて、「科学研究業界における発言」として認められる”と言っても過言ではなく、そして逆に言えば、論文には「科学的な主張」に必要な要素が全て含まれているはずで、この論文を精査するだけで十分と言えるのです。
という訳で、この驚くべき論文、“コンピューターゲームと、前頭前野における脳波活動の関連”の驚くべき内容を紹介させていただく事と致しましょう…

「国体」

http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20050419/p1

(7)国民の生命・財産を守るのは警察・消防の仕事であり、「軍隊」が守るのは「国体」とである。それは国家目標の上位にある至上の価値で、日本古来の「伝統文化」(皇室伝統)と言い換えてもよいものだ。

 これら論点の中で、「日本国憲法」とのかかわりという意味で最も注目すべきものは、やはり(7)の“「国体」の概念についての理解の仕方”です。端的に言ってしまえば、ここで潮氏が提示しているのはまさに「軍事国体論」です。それは、「軍隊」(自衛隊)の最高目的は“国民の生命・財産を守ることではなく、「国体」(皇室を中心とする日本の伝統文化)を守ること”だという主張に現れています。これは、先に「Ⅰ「国体論」、「軍事的国体論」とは?」で見てきたとおり、「明治維新」から「第二次世界大戦」までの間に日本が過酷な近代史の流れの中で経験してきた「国体論」の発展のエッセンスを語るに等しい内容です。日本古来の「伝統文化」(皇室伝統)の掛け替えが無い稀少な価値を大いに誇るのであれば、それは民主主義国家のあり方と何らの矛盾も問題も引き起こすものではないと思われます。しかし、皇室伝統を頂点とした日本古来の「伝統文化」を軍事力で守るのが「軍隊」の最高使命だということになった途端に大きな疑念が湧いてきます。それは「ニ・ニ六事件」前後の「国体論」をめぐる一連の出来事を連想させます。何故に、我われ日本国民は、直近の歴史経験を無視してまで、このように愚かな道程を再び歩まなければならないのでしょうか?

「ニート」と呼ばれる完全失業者

http://d.hatena.ne.jp/hotsuma/20050417#p3から飛びました。

http://homepage.mac.com/naoyuki_hashimoto/iblog/C1570102516/E1313323945/index.html
日経:「ニートが生まれるのは、むしろ経済的に苦しい家庭」(東京大学玄田有史助教授)
〔略〕玄田助教授によればこういうことらしい:
1. 2002年の調査によれば「無業者」は全国で213万2千人。フリーター人口の209万人にほぼ匹敵する。バブル崩壊後の「失われた十年」で80万人以上増えた。
2. 無業者の中身が問題。「求職型」(就職希望を表明死活求職活動を行っている人)は128万5千人。「非求職型」(就職希望を表明しながら求職活動を行っていない人)は42万6千人。「非希望型」(そもそも就職希望すら表明していない人)は42万1千人。
3. ニートとは、これら非求職型及び非希望型のことを指すが、合計で84万7千人。
4. ニートと学歴とは強い関係があることもわかった。ニートの圧倒的多数は、高等教育を受けていない。
5. また今回わかったことだが、ニートをめぐる厳しい経済状況。従来、ニートとは裕福な親が子供を甘やかした結果、子供が就業に対して無気力になったのだろうとの批判があったが、実態は大きく異なる。ニートが生まれるのは、経済的に余裕のある家庭よりも、むしろ経済的に苦しい家庭であるという傾向が強まりつつある。(数字を列挙されているが省略。内閣府のホームページででも見てください)

ニート」と呼称されるのは、貧困な家庭の失業者である。

「アンチジェンフリ厨」八木秀次

http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20050417/1113759755の続き。

「バカのネタ本はどこだ?」

http://d.hatena.ne.jp/amegriff/20050418
■ 最低 08:03
〔略〕自民党のuraを見に行ったら本当に男女の性差って書いてやんの馬鹿かこいつら。
http://www.jimin.jp/jimin/daily/05_04/05/170405d.shtml 〔略〕
■ 文句言ってきた 08:24
http://www.amegriff.com/img/050418/jimin1.jpg 〔略〕
■ ネタ本 10:56
上みたいなキチガイじみた勉強会をやるのにやっぱりネタ本みたいな物はあると思うんだが、一体どこのどなた様がそんな馬鹿な事を言い出してるんだろう?
■ メモ 12:14
高崎経済大学助教授 八木秀次 〔略〕
上のバカどものネタ元らしい

八木秀次って誰だ?

八木秀次への評価として、以下の文を見つけた。(情緒的であまりいい文だとは思わないけど…でもまあ、「アンチジェンフリ厨」のイカレ文読むと、冷静に平静に文書くのが面倒くさくなるだろうな)

http://www.jimin.jp/jimin/daily/05_04/05/170405d.shtml
http://www.h2.dion.ne.jp/~kyokasho/1106kousin/3-14-2.htm
4、子どもの権利条約ジェンダーフリーへのバッシングを繰り返す人物
  八木〔秀次〕氏は、子どもの権利条約への批判・攻撃を繰り返している人物です(八木著『論戦布告』、月刊『発言者』誌上など)。八木氏は、子どもを個人として尊重することは、日本人が帰属している共同体やそれを生み出した歴史や伝統、そこに存在する慣習や道徳と対立することになり、共同体、歴史や伝統、日本の慣習や道徳を破壊することになる、としています。このように八木氏は、子どもの権利条約を「国柄」を崩壊させる条約であるかのように攻撃しています。しかし同条約には、この条約を批准した国に対し、「自国の文化や伝統を破壊すべき」と求めるような条項などないのです。また、八木氏は、〈子どもの権利尊重や自主性の尊重は、子どもの我がまま勝手な要求をそのまま受け入れて、教育の世界を「学級崩壊」や「学校崩壊」などの無規範状態に変容させてしまう〉と攻撃しています。しかし、教育の世界において、子どもの権利や自主性の尊重と、教師の子どもへの応答や働きかけを両立させようと努力しているのが、現代の流れなのです。八木氏は、〈教育や躾には強制力が伴い、子どもを型にあてはめることが本質〉と考え、〈子どもの権利尊重は、子どもに型をはめる強制力を大人から奪うものである〉と強調していますが、こうした考え方こそ、子どもの権利条約時代に逆行する典型的なものだといえるのです。
  八木氏が攻撃している対象は、「憲法教育基本法子どもの権利条約」にとどまりません。同氏は、とくにジェンダーフリーフェミニズムに対して、「狂気の思想」「妖怪」「現代の悪魔の思想」という悪罵の言葉を選んで攻撃しています(共著『新・国民の油断』PHP研究所、及び千葉展正著『男と女の戦争=反フェミニズム入門』への八木氏の推薦文など)。しかし、現代の男女平等思想は、果たして「悪魔の思想」なのでしょうか?こうした攻撃をすればするほど、「つくる会」の八木会長がいかに時代錯誤の考えの持ち主であるのかが証明されていくだけだと思います。

八木秀次」評

はてな」のリンクで、以下の記述も見つけた。

http://d.hatena.ne.jp/world3/20050417/p2
■ [時事]トンデモ女性天皇排斥論
八木秀次という人がいる。有名な「八木アンテナ」の発明者と同姓同名だが、関係ないようだ。自称「保守」の論客で、「新しい歴史教科書をつくる会」の第3代会長に就任した人だ。
最近この人は「男性の性染色体はxy、女性の染色体はxxで、天皇家には神武天皇以来のy染色体が継承されているのだから、天皇は男系男子でなければならない」という趣旨のことをあちこちで主張しており、本まで書いている。言論の自由は万人に等しく保障されているので、八木氏が何を主張しようともそれ自体は構わないのだが、問題はどうやら本気で信じている人が少なくないらしいということだ。そういう人は以下を読んで目を覚ましてほしい。

著者が唱えているのは、歴史観ではない。単なるデマゴーグにしか過ぎない。実証も踏まえておらず、ただ思い込みのオンパレード。性染色体の男はxy、女はxxで、神武天皇以来、yの染色体が男子につながっている、だから天皇は男系男子であるべきだとと、あちこちで書いているが、それなら百二五代も経った現在、ほとんど皆、男は神武天皇の染色体を受け継いでいるといえるから、誰が天皇になってもおかしくない。とんだお笑い話なのだが、彼の主張をまっとうに受け取る人もいることから見ると、笑い事ではすまされない。いやはや、世も末じゃなあ。
Amazon.co.jp: 本: 「女性天皇容認論」を排す―論集・現代日本についての省察

あの八木の「Y染色体が保持できるから男系が良い」という論理は理系の俺としては鼻で笑ってやりたい。お前染色体が何本あるかわかっていってんのか、と。23組46本ですよ?46本。男XY女XXという性染色体なんてのはそのうちの1組に過ぎない。もちろん発生過程で重要な役割を果たしているのは当然だがそれは「男」を作るために重要な働きがほとんどであって、「皇室の男」の「皇室の」の部分を担っているのは残り22本が主に決まってるだろう。
残りの22組の間で起こっている相互変異を考えれば残りをどう濃く残すか、ということの方が大事。だから皇族間の結婚は現代でもある程度の根拠を持つ。
八木もどこでききかじってきたか知らんがY染色体の役割はいまだ不明な部分が多い。しかしそれはもっと発生学的な根本(ヒトは魚にはなりえない、とか)にかかわる話であって、皇族云々の話にもってくるのはていのいい詭弁に過ぎない。
2ch: 六月二十六日『朝まで生テレビ〜皇室問題〜』

2002年10月横浜「アジアMANGAサミット日本大会」「表現の自由」分科会について。

2002年10月横浜「アジアMANGAサミット日本大会」「表現の自由」分科会について。
http://d.hatena.ne.jp/johanne/20050419
たしか、当時のビデオがあるはずなので、翻訳作業をしないとなあ、とは思っているのだけど、しんどすぎてできていない。

「反日」運動のマッチポンプ(自作自演)

http://kotonoha.main.jp/2004/10/22hannichi.html
 匿名を条件に外交のプロ=外務省キャリア官僚のAさんはこう言う。
「日本のメディアは、こぞって江沢民時代の反日教育を諸悪の根源と報じました。私のような情報を扱う人間から見ると、判で押したような報道は、明らかに情報操作がある。その司令塔はどこか。結論から言うと日本の外務省だと考えています」
 その根拠は、8月中旬に中国課が国会議員らに配布した『中国における愛国主義教育と国民レベルによる反日感情』というペーパーだ。Aさんが続ける。
「このペーパーは、小泉首相ポピュリズム(迎合)政治の流れに沿った、外務省の生き残り策と見るべきでしょう。日本の外交は冷戦崩壊後、3つの流れがありました。1つは冷戦の終焉で唯一の勝者となったアメリカと仲良くしようという日米同盟1本派。それから日米同盟を基盤とした中国との関係を重視する知中派。そしてロシアとの関係改善を重視する流れです」
 小泉政権誕生で失脚したのは、田中真紀子外相の宿敵・鈴木宗男議員が率いたロシア派だ。外相自身は父・角栄に倣い知中派に傾斜したが、官僚の造反で失脚。小泉首相の思惑通り、冷戦思考そのままの対米重視派が日本外交の主流となった。
「日本のナショナリズムが高まるなか、外務省は右派からたたかれる前により右寄りのことをあえて言っています。一方、知中派やロシア派は保身を考えるあまり臆病になって口を閉ざす。これでは軍部に恐怖を抱き、大陸進出への積極策を取った戦前の外務省と同じ。ナショナリズムに迎合し、それをあおる外交は極めて危険です」(Aさん)(ダカーポ547号25ページ)

以下、九郎政宗id:clawさんとこで見つけた。きわめて重要な指摘。http://d.hatena.ne.jp/claw/20050418

http://web.iss.u-tokyo.ac.jp/~marukawa/antijapanesesentiment.htm
Q:今回の反日運動に現れたような日中関係の悪化をどうくい止めたらよいのか?
A:まず、反日運動に過剰反応しないことだ。「つくる会」や産経新聞など日本の対中強硬派と、中国の扇情的なマスコミや反日運動組織は、実は同じ穴のムジナであって、相互に挑発しあっては、マッチポンプ式に国内の反日(反中)感情をあおっている。過剰反応するのはまさに彼らの思うつぼである。