カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

極東原油パイプライン

救う会」の背景には「エネルギー問題」「極東原油パイプライン(ロシアから日本への原油天然ガス輸入)」が関係していると思われるが、「極東原油パイプライン」は日本へではなく、中国へ送られることになった。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/1274/1120986983/2
http://www.sankei.co.jp/news/050709/kok038.htm
シベリア油送管は中国優先 日本向けは新規開発が前提
 ロシアのプーチン大統領は8日、グレンイーグルズで記者会見し、シベリア原油を極東に運ぶパイプライン計画について、日本が求める太平洋沿岸までのルート建設は、東シベリアの新たな油田開発が前提とし、西シベリアの既存原油を中国に送るルート建設を優先する方針を明言した。
 東シベリア油田の埋蔵量は未確認で、日本が公的資金を投入することは当面困難とみられる。中国が先に輸入契約を結んだ西シベリアの既存原油を獲得するために巨額のパイプライン建設資金を提供し、日露関係を大幅に改善、北方領土問題解決の糸口を探ろうとした日本の戦略は破たんが明確になった。

1;日露原油パイプラインが成功すると、英米石油メジャーによる日本支配体制が崩壊する。だから英米石油メジャーは日露原油パイプラインから日本を外したい。
2;日本の電力会社及び自民党は、英米石油メジャーによる日本支配体制を容認することで権力を得ている。
3;日本の「右翼(組織右翼)」も英米石油メジャーによる日本支配体制を受け入れることで、存在が許されている。
4;「救う会」のスポンサーの一つは東京電力である。「救う会」の本体は日本最大の右派団体「日本会議」である。
5:「救う会」は、「北朝鮮問題」を「解決させない」目的で動いている。「北朝鮮問題」が「解決する」と、極東原油パイプラインが成立し、日本がエネルギーでの英米依存から独立し、露中日で経済ブロックが成立する可能性がある。英米石油メジャーと日本国内・従英米派はそれを望まない。
6:日本を露中から孤立させ、日本の英米石油メジャー依存を継続させることにより、在日米軍は存在理由を継続させることができる。
7:「日本会議」の使命は、「日本人の《愛国心》」を「従米」路線へ誘導することにある。アメリカからの独立を唱える「愛国」言説を育てさせないことにある。そのために動員できる全てのものを動員する。左右のムダな情緒的対立を煽ることも、分断工作の目的の範囲で行われる。
8:「日本を孤立させる」ことに、露中はとくに異論はない。小泉も日本孤立・従米に異論がない。