カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

「沈黙のスパイラル」

辛淑玉(しんすご)「沈黙のスパイラル」『月刊マスコミ市民』441号78pから、以下引用。

アメリカ滞在中、ある日本人アクティビストが声をかけてきた。とても怖い話があるのだという。
聞いてみると、神社に関する文化的なシンポジウムが開催されたのだが、そのパネラーの一人に日本領事館から電話が入り、天皇制に関するコメントを控えてくれと要請されたのだという。彼は、それを強大な圧力と受け取り、シンポジウムに出席はしたが発言はしなかったという。
バカじゃないかと思った
私なら、まず、証拠として残したいから文書で依頼してくれと言う。それがダメなら相手の名前と所属を確認し、どうしてそんな電話をしてくるのか問い詰める。そしてシンポジウムの席ではガンガン発言し、ついでに、日本領事館からこんな電話をいただきましたとばらしてやるのに。
なのにそのアクティビストは「辛さんも気をつけてね」と、心配するふりしてつまらない恐怖心を植えつけようとする。これ、日本の活動家と称する人のワンパターン。気がつくと、みんなで怖いね、怖いねと言って何も発言しなくなる
やってられない。
しかも日本の内でも外でも同じことをしている。

辛淑玉に激しく同意し、辛淑玉を激しく支持する。辛淑玉の戦術は激しく正しい。読者諸兄らもこの戦術を記憶し実践されることを期待する。

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