カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

総務省「インターネット上の違法・有害情報への対応に関する研究会最終報告書案」に対する意見締め切り

本日午後5時が総務省「インターネット上の違法・有害情報への対応に関する研究会最終報告書案」への意見http://www.soumu.go.jp/s-news/2006/060630_11.htmlの締め切りである。
以下を書き送った。参考にされたし。

意見
1;「意見が1000字を超える場合、その内容の要旨を添付してください。」と要請するのなら、自身がそれを実践するべきである。「報告書」は相変わらず悪文である。自身は悪文をダラダラ書く、それへの意見は的確な要旨を添えろ、と要請することには「大衆は黙って官庁の言うことに従え」という意思が感じられる。
2;「違法ではない」と自身が表明している「有害情報」を総務省が統制すべきであると述べているのは、総務省は権力を濫用するから大衆は承認しろ、という要求だと解することができる。そんな要求には反対する。
3;フィルタリングソフト会社天下り組織であることを強く疑う。天下り先確保のための「報告書」の内容と意図に強く反対する。「天下り先」ではないと主張するのならその証明をすべきである。フィルタリングソフトが全く不合理な代物であることは「インターネット協会」講演で証明されている。にもかかわらずそれへの反省が「報告書」にないのは、「とくかく天下り先を作らせろ」という要求以外には読めない。
4;「報告書」は、責任を行政が負わず民間に押し付ける「抑圧の委譲」を承認しろ、と要請している。これは亡国的振る舞いである。
5;総務省が統制しようとしている情報は、たとえば「安倍晋三統一協会のつながり」といった情報だろうと憶測する。総務省がそれを統制削除する権限を持つことに強く反対する。一方で「悪徳商会?マニアックス」管理人の個人情報を書き散らしている「明らかに違法な行為」を全く放置している以上、「報告書」もそれを書かせた警察も、遵法に全く関心がないことが推察できる。
6;さらに個別には、以下に意見を書いた。
http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20060711#1152562032
http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20060716#1152992609
http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20060719#1153320611

言論統制許すまじ、と憤る同志は、総務省へ意見を書き送った上で、  をクリックされたし。