カルトvsオタクのハルマゲドン/カマヤンの燻る日記

表現規制反対活動を昔していた。元エロマンガ家。元塾講師。現在は田舎で引きこもりに似た何か。

情報統制権限を握る人々はどういう性根であるか、何を隠蔽したがるか

「有害な情報」とは、たとえば栃木リンチ殺人の情報などを指すのだろうと仮定するべきである。我々は現在インターネットが統制されていないからこれらの情報にそれほど困難なく接することができる
我々大衆がこれら情報に簡単に接することができると都合の悪い人々がつるんでインターネット情報を統制しようとしているのだと考えるべきだ。
栃木リンチ殺人事件 http://www.akuroki.jp/w-asahi/article1.html

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恐ろしい話だが、警察不祥事ももう不感症段階である。警察が「市民の安全」「犯罪の防止と摘発」を第一の行動原理としていると信じている人は、日本にはもはや誰もいないだろう。優先順位としては、「組織のメンツを守る」と1番目として、せいぜい8番目か9番目、「よほど暇ならやってあげてもいい事項」だ。
本書は、日産社員が同僚を含む3人組の不良に拉致監禁され、両親が16回も警察に足を運んで捜査を懇願したにもかかわらず無視され惨殺された事件のリポート。著者は単なる怠慢ではない、「絶対に捜査しない」という栃木県警の強い意志の背景を探る。一般には主犯が警察官の息子であるためと思われているが、ここでは不祥事の露呈を恐れる日産自動車が県警に強い圧力をかけたという推理が成される。
この推理には直接的証拠はない。だが、本書を読んだ人間は百人が百人、「それ以外にまったく説明がつかない」ということに納得するだろう。そして百人が百人、今後は同社のロゴマークを忌まわしい、血塗られたものとして目に映ずるに違いない。過去「○○事件」として社名が歴史に刻まれた企業不祥事は少なくない。が、どれひとつとっても、おぞましさ、悪質さではこの事件の非ではないだろう。何しろ未だに被害者を諭旨免職処分にしたまま取り消そうともせず恥じないのである。解散して霊に詫びよ、と言いたい。この会社は存続する価値は寸毫もない。

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福音書によれば、「偽善者」とは、自分に当てはめようとしない基準を他人に押しつける人とある。
想い起こされるのは、悪党:深山健男(みやま・たけお)元神奈川県警本部長の悪代官ぶりである。桜田門組とは、威張って貢がせる日本一のヤクザ家業である。パチンコは賭博、ソープランドは売春・・・現行法では違法とされる行為を行っていることは明らかである。違法な業態にもかかわらず、許認可権が警察(生活安全課)に存在することが、腐敗の温床を育んでいる。「天下らせろ!付け届けろ!貢がないと摘発する!!」総会屋と何が違うのか??
栃木日産に天下りした元警視の役割とは、不祥事の揉み消しを後輩に働きかけることであった。スピード違反・酒気帯び等、交通違反の揉み消しなどは、朝飯前・・・今後も果てしなく続くのだろう。息子の安否を気遣う両親の訴えよりも、付け届け、退職後の雇用が優先されるメカニズムが桜田門組を貫いている。
事件発覚後、日産に訪れた被害者の両親に対し、薄ら笑いで犯意を否定する元警視の項でページを繰る手が止まった・・・

余談ですが栃木リンチ殺人事件を追跡報道し続けたのは、栃木産経新聞です。栃木産経新聞グッドジョブ。
もう一つ余談だが、現在迷宮入りしそうになっている、栃木女児殺害事件の捜査をしているのも、この、「不祥事の露呈を恐れる日産自動車」に圧力をかけられ、栃木リンチ殺人事件を「絶対に捜査しない」という強い意志を示していた、栃木県警なんだな。
栃木日産に天下りした深山健男の元神奈川県警本部長という役職は、公安警察の出世コースの一つなんだな。共産党盗聴事件起こしたのも神奈川県警なら、戦前戦中に共産党員をリンチ殺害しまくった特高警察も神奈川県警なんだな。

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